92project、サイトオープン2014/04/03

前回の記事でご紹介した、92projectのサイトを
ようやくオープンさせました。
宜しければブックマークなどチェックお願い致します。

http://92project.tumblr.com/

ロゴも出来た所でちょっとしっかりした感じに。

今年はとりあえず、この手の届く範囲の活動から
はじめていきたいと思います。
あんまり無茶してもしょうがないのです。
なぜなら長く続けたいから。
人間関係を作るのにも時間がかかるように、
一つのことも立ち上がるまでに時間がかかるから
少しずつ積み上げていくことにしました。
たぶんすぐはうまくいかないと思うけど。

92project2014/03/02

超絶久しぶりにこのブログを動かすことにしたら
ログインボタンを見つけるのに時間がかかってしまった。
広島はデッドスペース多すぎる、とか言っていたが
自分だってここデッドスペースにしているではないか、という反省。
さておき。プロジェクトをやることにしました。
イベントや展示やらのお知らせです。

92(クツ)Project
例えば、歩いて行けるように。
例えば、100個はわかんないから92個くらい。
おもしろいことがあって、つなげることができたら。

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Vol.0 モリテツヤトーク
タイトル近日中に決めます!(最初なのに…)
http://forest-book-shop.jimdo.com/
4/19Sat 15:00 広島市現代美術館
アトリエ•ワン:マイクロ•パブリック•スペース展スクール•ホイール内にて
※要展覧会チケット

千葉から鳥取に移住、一人で家を建てて古本屋を作る。
たまにキャスター付きの跳び箱に本を入れて販売もする
マイクロ•パブリック•スペースがここにもあった?
本屋はただいま着々と進行中、トークの頃にはオープン予定?
計画的なのかそれとも瞬発力なのか読めないこの展開が
面白すぎるのでゲンビのスペース借りてお話ししてもらう事にしました。

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その後はこの2つが続きます。

Vol.1 岸かおる×團良子:かべのあなと地形学
8/2Sat-8/15Fri
かもめのばぁばぁ(横川)にて。
女性2人によるインスタレーションと立体。
景色とは自然とは?日常に潜む景色を夏休みのギャラリーに作ります。

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Vol.2 filmout:SCENE SCREEN SCRIPT
http://filmout.jp/
10/9Thu-10/14Tue 
NSA(幟町)にて。
映像作家のfilmoutさんの、解体と構築。
多岐に渡る制作物を展示予定です。
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広島に来られるならこの期間にぜひお越しいただければ幸いです。
お近くの方はふるって全部ご参加下さいませ。
あちこちでみんなでどんどん面白い事して、おいしいお酒も飲みましょう。

イマジネーションは昼夜開きっぱなし。2011/10/02

シュヴァンクマイエル
ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展~映画とその周辺~に行ってきました。
決して広いとは言えないあの空間によくまあ200点以上の作品が
あったなあ、というボリュームの展覧会でした。
コラージュ、オブジェ、映像、ドローイングなど夫妻の創作範囲は多岐に渡るのですが、
きっと彼らの中ではそれらのジャンル分けした概念がないのだろうなあ、と思いました。
だからこちらが見ていてもオブジェなんか今にも動き出しそうだったし
コラージュもシリーズで一連のアニメーションのよう。
絵コンテもそのまま額に入れて飾れそう。というかそれも絵コンテて
概念だったのかさえ不思議なくらい…そのまま映画になりそう。

シュヴァンクマイエルの作品は「ショク」モチーフになっているものが多い。
「触覚」のショクと、「食べる」ショク。
前者に関しては触って体感できる作品もあり、にぎりしめたり
つぶされたりした粘土の固まりをそのまま板に貼付けた作品が
わかりやすい例なのだけどどれも触覚的なので鑑賞中ずっとぞわぞわした。
「食」となると租借する、というよりも飲み込む、という表現に
なっててどうにも気色悪いのが面白い。
それに出てくるものの色(これもショク!)が朽ちたようなトーン。
それが何か宿って動き出しそうに感じる理由なのかもしれません。
人間の三大欲求の食欲•性欲•睡眠欲(というより夢、ですが)が
どれも快楽的ではなさそうなのが面白いですよね…。

エヴァの絵も多数展示されていた。2005年に葉山で見た時は
色があまり好きになれなかったのだけど、月日が経って私も心境が
変わったのかそんなにドロドロしたイメージにならずにちゃんと見られた。
しかし彼女は普段からああいう夢でも見ているのだろうか。
晩年の絵の異世界ぶりが著しく、最後は黒い小さな穴が画面の中央に
ある絵がいくつか続いていた。あの中に吸い込まれてしまったんじゃなかろうか。

それと印象的だったのは最後の妖怪シリーズ。
木版画の妖怪はどこかユーモラスで、北欧の森の精霊みたいにも見えた。
でも「妖怪」も水木先生のイメージで見てるから湿気のあるような
雰囲気なのであって、他の人が描くとこうなるのかなあ。
シュヴァンクマイエルの言葉の「こわがることも好きなのです」には
目から鱗が落ちた。
ラフカディオ•ハーンの怪談の挿絵シリーズが素晴らしくて
それはもうテンションがあがった。一番好きだったのはこの
シリーズだったので本衝動買い。

夢中で鑑賞していたので気づけば随分時間が経っていてびっくりしました。
その上、偶然が重なって翌週も見に行くことになり
幸運なことに私はこれを2回も見ることができたのでした。
もう頭おかしくなりそう☆

さらに新作映画「サヴァイヴィング ライフ」に
アートコンプレックスセンターでも展示があったので
シュヴァンクマイエル強化月間だったのでした。
イマジネーションはいくつになっても広げ続けられるのだなあ。

Walking On a Line2011/07/19

クレー展グッズ
国立近代美術館のパウル・クレー おわらないアトリエ に行ってきました。
クレーの個展は初めてだったのですが、こんなに面白くて
作品も大好きなものばかりだったとは。

クレーのイメージといえばプリミティブなラインの抽象的な絵、と
いうのはありますが具体的な絵の名前で言われると浮かばないなー、
という印象でした。不勉強すぎて申し訳ない…

この展示は「クレーの作品は物理的にどのように作られたのか」という
クレーの作品の技法にクローズアップした展覧会。
会場も技法毎のセクションで構成されています。
絵をコピーして着彩したり、あるいは回転させてクローズアップ、
さらにカット、反転、上下逆さま、さらに絵の裏側も使ったり…
そういうのアリなんだ?というかなり実験的な方法も数多いのでした。

技法にびっくりしつつも、うわぁこれは相当好きだなあって
そのへんはとっぱらって見ていたのですけどね。
クレーの絵は抽象的で、どこか懐かしい手触りと色彩で、
ちょっと寂しくて、内側から色んな物がにじみ出ているような気配が
とても魅力的でした。
作り方やモチーフが全然違ってもクレーだし。

「花ひらいて」のようなデジカメがぶれたような、
視覚がぼやけたようなものも
油彩転写シリーズの詩的な物語を想像させるシリーズも
どれも私の琴線に触れるので会場まるごと持って帰りたいくらいでした。

ちなみに会場構成はずいぶんとぐるぐる巡る順路になっていました。
わかりにくい、という人もいるのかもしれませんが、ちゃんと床下のラインを
見れば順路もすぐわかりますし、なにしろナナメになったりしながら
歩いて行くのもクレーの絵の中の線を追うような迷路だな、
って思って楽しかったです。
モチーフに関しての説明などは今回は取り上げられてなかったので
図録ちゃんと読んでみようと思います。

近代美術館の展示は7/31までなので
お近くの方は是非行かれる事をお勧めします。
常設展示にもクレーがいっぱい出てますのでお見逃しなく!

絵は真似からと申しますが…2011/06/13

懐かしすぎる図案辞典
幼稚園の頃から絵を描くのが好きだったのですが、文字通りヘタの横好き。
美術の成績が良かった訳でもない。ただ描くのは好きだった。
そんな幼少時に私がバイブル(?)にしていたのが図案辞典。
野ばら社さんのものです。
確か家に2冊あった気がします。それもボロボロの。
カバーもなくてピンク色の本で、セロテープで補修してあったやつ。
どうやら祖母のものだったらしく、母は「これのどこがいいのか
わからない」と需要自体も疑問視していたのですが
私がいたく気に入っていたそうです。
確かにこれを見て描けそうなものは真似ていた記憶があります。

月日が経ちそんな存在をころっと忘れていた頃に
やってくれますね。ヴィレッジバンガードさん。
普通に大量に置いてあるではありませんか!
しかも開けば見覚えのあるイラストがずらり…
ていうか2011年のこの時代に初版1949年のレトロきわまりない
(そもそも私が見ていた80年代前半の時点でレトロだった)
このイラストを一体何に使うのでしょうか。
無名のイラストレーターの方が描いたのでしょうか、
比較的ゆるめのやわらかいタッチの絵が多いのは素人にも
真似しやすいようにしているのか。

最初は「動物」「人物」などのジャンル括りなのですが、
後半には「江戸時代の文様」や「表現派の図案」「クレーの図案」、
「ビアズレーの図案」(!)等、どこまで著作権が適用されるのか
見当もつかない図案も登場します。
実用性はともかく、私には懐かしく、そもそもの私の絵のルーツって
もしやこれでは…と思わされてしまう一冊です。
バラと風の描き方はこの本から覚えたものです。

とにかく上達するには真似る事、とは言いますが
私はこれを真似するスタートだったから未だに絵が緩いのかもしれません。
なーんて。
ともかく時代が21世紀になっても中身を変えないこの図案、
いったいどの需要で残っているのか、不思議なものですが
全国の絵が描けないとお悩みの方はぜひこちらを参考にされては
いかがでしょうか…?