なにものに、なる? ― 2010/04/21
今月初めに写真美術館で開催中の森村泰昌「なにものかへのレクイエム」に行ってきた。
森村さんといえばゴッホに紛争した作品をきっかけに
美術史上のあらゆる名画に"なり"、女優にも"なる"アーティスト。
初めて見た時は芸術って凄い!と価値観をひっくり返される衝撃だった。
おまけにその頃の森村さんの女装は妖艶で美しかった。
ここ近年は近現代史の革命家たちになったりしていて
ちょっと今までと印象が変わっていた。
いや、フリーダの時も印象が違ったけど。
(あれはフリーダへの恋だな。)
そんなわけで2007年横浜美術館以来の大規模展示。
美術館に入るといきなりミシマが大スクリーンに現れる。
展示室内に入ると、ゲバラ、ヒトラー、ガンジー、昭和天皇、レーニン…
芸術家だとダリ、ピカソ、ウォーホル…に、なった森村さん。
こう書くとコミカルに思えるかもしれないが、ちっともそうではない。
森村氏の円熟期ともいえる重ねた年齢と、
歴史上で世界を変えていった人物たちが漠然とした
”教科書の人物”ではなく生き抜いてきた人なのだ、という生々しさを
感じさせた。
さらに最後に森村さんはボロボロになりながら
星条旗でなく、真っ白な旗をかかげた。
血と海水と砂にまみれた白い、ドレスみたいな旗を。
なぜ彼の作品が私にいつも刺激的なのかというと
元ネタの解釈、森村さんの解釈、というだけでなく
最後に自分の解釈も考えさせられるからだ。
過去、他人、現在或は自分。価値観もひっくり返った状態で
じゃああなたは何者なのか,と問われている気になる。
あと派手で、コテコテにユーモラスなのに
恐ろしく哀しくて寂しいところなんかが好きだ。
数日前に見たアートフェアにあった作品のどれよりも刺激的だった。
ちなみに画像の通り、ポスターはこんな感じで恵比寿駅からの
ガーデンウォークから車内広告まであちこちにあったのだけど、
これを見て初めてこの展覧会を訪れた人の感想が非常に気になる所。
みんな頭をハンマーで殴られたような衝撃を味わえばいい。
森村さんといえばゴッホに紛争した作品をきっかけに
美術史上のあらゆる名画に"なり"、女優にも"なる"アーティスト。
初めて見た時は芸術って凄い!と価値観をひっくり返される衝撃だった。
おまけにその頃の森村さんの女装は妖艶で美しかった。
ここ近年は近現代史の革命家たちになったりしていて
ちょっと今までと印象が変わっていた。
いや、フリーダの時も印象が違ったけど。
(あれはフリーダへの恋だな。)
そんなわけで2007年横浜美術館以来の大規模展示。
美術館に入るといきなりミシマが大スクリーンに現れる。
展示室内に入ると、ゲバラ、ヒトラー、ガンジー、昭和天皇、レーニン…
芸術家だとダリ、ピカソ、ウォーホル…に、なった森村さん。
こう書くとコミカルに思えるかもしれないが、ちっともそうではない。
森村氏の円熟期ともいえる重ねた年齢と、
歴史上で世界を変えていった人物たちが漠然とした
”教科書の人物”ではなく生き抜いてきた人なのだ、という生々しさを
感じさせた。
さらに最後に森村さんはボロボロになりながら
星条旗でなく、真っ白な旗をかかげた。
血と海水と砂にまみれた白い、ドレスみたいな旗を。
なぜ彼の作品が私にいつも刺激的なのかというと
元ネタの解釈、森村さんの解釈、というだけでなく
最後に自分の解釈も考えさせられるからだ。
過去、他人、現在或は自分。価値観もひっくり返った状態で
じゃああなたは何者なのか,と問われている気になる。
あと派手で、コテコテにユーモラスなのに
恐ろしく哀しくて寂しいところなんかが好きだ。
数日前に見たアートフェアにあった作品のどれよりも刺激的だった。
ちなみに画像の通り、ポスターはこんな感じで恵比寿駅からの
ガーデンウォークから車内広告まであちこちにあったのだけど、
これを見て初めてこの展覧会を訪れた人の感想が非常に気になる所。
みんな頭をハンマーで殴られたような衝撃を味わえばいい。
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